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企業におけるメタボ対策

生活習慣病に費やされている医療費は、現在の日本では、国全体の医療費のおよそ3分の1を占めているといわれています。そうした中で、平成20年度から「メタボ健診」の実施が義務付けられました。国は社員のメタボ率減少に改善が見られない企業の健康保険組合に対して、高齢者医療への負担金を増額することを視野に入れているということです。これにより保険料の増額も考えられるため、企業側も社員のメタボ対策に力を入れざるを得ない状況になってきました。

それぞれの企業において工夫を凝らして対策をとっていますが、中でも社員食堂でのメタボ対策に力を入れているところが多くあります。全メニューにカロリー表示をし、社員ひとりひとりが自分で食べたもののカロリーを計算しセルフケアがしやすいようになっていたり、管理栄養士の考案した低カロリー定食を日替わりで用意しているところもあります。

また社員向けにカロリーを抑えたメニューの調理実習を行なっているところもあります。普段めったに自炊しない人でも、外食から家での食事に切り替えるよい機会になるかもしれませんね。

他には、会社の施設にプールやサウナ、トレーニングマシーンなどを備えた企業では、社員はおもに休み時間や就業後に利用しますが、家族も有料で利用できるシステムにしているため、昼間でも有効に使われているそうです。メタボは生活習慣が原因でなってしまうものなので、家族ぐるみでその生活習慣を改めていくには、このシステムはよいですね。

社員の健康管理も会社の責任、それもそうかもしれませんが、自分のからだのことをまったく会社に任せ切りになるのもどうかと思います。とくにメタボになってしまうのは生活習慣の積み重ねですから、家庭での生活を自分で改善していくことがまず第一でしょう。会社のサポートを受けながら、使える制度は上手に利用して、将来の医療費や保険料を抑えられるよう健康を維持してください。

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